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◆『年上のひと』バスティアン・ヴィヴェス、訳/原正人 (リイド社torch comics2019) ©2017
2年前?「大友克洋トリビュートイラスト展」(2017)にこの原書は置かれてあって、何度も立ち読みしていた(フランス語は読めない)。絵で見せる部分が多い作家なので、だいたいの内容は知っていたし、読後感も大方変わらなかった。ただ、セリフだけで語るところも多く(潔い見せ方と言い、巧すぎる)、極力必要ないところは描いていなくて、絵だけでは推測できないところも多々あって邦訳版を読めてよかった。
話は避暑地での忘れられない少年と3つ年上の女性との出来事を描いていて案外よくある内容かも。いといろ口出ししてくる弟くんがいい。
タイトル「年上のひと」って邦訳は、青年と熟女?のイメージがあるけれど(個人的に)、13歳と17歳になったばかりの若者の話ですから日本では文学的青年マンガのジャンルかな。
著者の作品「ポリーナ」は映画化されたけれど、この作品も映画化されてもおかしくない。