先日、古書市にて、童画家武井武雄がこういうのも描いているのかと購入。takei
◆『戦中気侭画帳』武井武雄(筑摩書房1973)
後で検索すれば、実際は箱入り。「戦後気侭画帳」と2冊出ているようで、文庫化もされている。
この本は、戦中(昭和19年9月から昭和20年8月まで、人に見せるわけでもなく徒然に描かれた日常の記録。中でも空襲の記録はリアリティを持って受け止めることができて怖い。怖いのは空爆が日々続くこと。作者は池袋からそれらの風景を記録しているのですが、そこには「この世界の片隅に」じゃないけれど生活の一コマも描かれていて戦中というものが浮かび上がってくる。
と言っても、体験のない自分的にとってどれだけ読み取れるかは疑わしいけど。