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◆『漫画読本⑤ 文藝春秋 臨時増刊』(文藝春秋新社1955)表紙/横山泰三
海外のマンガを紹介している本というのは、昔は雑誌の一部に1コマもの数コマ/数pものが載るという状態だったと思うけれど、その中でも積極的に紹介していたのはこの本。特に初期のころは、全体の3分の1くらいが海外もの(海外作品を紹介した号もあったようだ)。
「漫画読本」は大人向けの本だと思いますが、子供がらみの作品も載っていて「楽しきかな人生 父と子」(ブラウエン)、「大暴れヘルベルト君」(ブリンクマン)、いま見ても遜色ないような絵で、作者の説明は無いのでよくわからないのだけれど、かっての海外のマンガ家に知られざる人がたくさんいるんだろうな。
先日、日本に紹介された海外のマンガをまとめているという人がいたけれど、頑張ってもらいたい。
別の話だけれど、名も無き?貸本の作家もまとめ紹介してくれる人はいないのだろうか・・・。

この号には、手塚治虫の破天荒なコマ割り?の「第三帝国の崩壊」が載っている。
雑巾と宝石 (手塚治虫漫画全集)に収録されているようだ。