noro
※以前UPした千明さんの「思い出の作品」に出てくる「まるみちゃん」というキャラを知らなかったので気になってて古本で見つけたので買ってみた。
http://rakugakikan.main.jp/nucleus/index.php?itemid=2590&catid=10

◆『まるみちゃん』野呂新平(集英社1959)「りぼん」付録。本文66p。
まるみちゃんは役人(岡っ引き?与力?)の娘。十手を持ったら日本一の捕物名人。この回の話は、仲良しの三ちゃんと若さまきんのすけらと怪盗七色こぞう相手にヒマラヤの雪男ヤティも絡んで事件の謎を解く。登場人物の行動が丁寧に描かれているので、わかりやすいようなわかりにくいような・・・(ミステリマンガは苦手な僕)。
帯のチャックの中には、写真機や十手が入っているようだしかんざしにはバックミラー、帯留めを押せば・・・色々ギミック付きの衣装のようでこういうのは楽しい。江戸深川が舞台で大岡越前とかも出てくるんですけれど、カメラが出てきたり、ガムや床屋の店構えも今風でかなり自由な表現も多く、マンガっぽさが面白い。
向かい読んでいれば印象に残った作品かもしれません。
作家については名前を知っているくらいで詳しいことは知りませんが、当時人気作だったのでしょうね。

この付録には、井上のぼる「おおかみ谷の少女」(48p)という短編も収録されている。無理解な村人にオオカミが化けていると間違えられて殺されてしまう少女の悲しい話。