kashihon
◆『大和小伝 創刊号』(さいとうプロ1963※劇画集団)
要望に答えて時代劇短篇集を創刊とのあとがき。
創刊号のメンバーは、さいとう・たかを、永島慎二、石川フミヤス、いばら・美喜(予定では川崎のぼる)。リアルなマンガをと劇画をアピールしていた頃の貸本&販売本。
扉/目次・・・イラストはさいとう・たかを さんで上手いですね。こういう絵で劇画を描けばいいのにと思うけれど、劇画というスタイル(作画システム)のためメリハリのある分かりやすい記号的な絵(絵物語と違う)にしてるんですね、きっと。
「開眼」永島慎二。小次郎と武蔵の話ではあるのですが、話の作りやら見せ方うまいなぁ・・・。内容的には「漫画家残酷物語」に通じる剣の道に悩む話。大事なところで誤植(写植はもうあったんですね)があるような。
永島さんがさいとうプロに席をおいていた時期というのは、
この「大和小伝」に時代劇を描いていた頃ということか・・・。

貸本マンガのシステムは今もあると思うけれど、オリジナルで、そういうところに独自なマンガが流れるってことが出来ないものかと思ったけれど、それは案外即売会がその位置にいるかと思い・・・いやいや、それはWebで実行中。なのか。
そういうシステムでなく、やはり漫画の面白さを見せるマンガが必要なんだと思ったり・・・。