sikon
片付け物をしていたら、奥の方に隠れてた・・・。
◆『名刀流転・落城の譜』平田弘史(ちくま文庫/筑摩書房1994)
初出は1965年〈日の丸文庫〉から出た貸本(シリーズ「士魂物語」)から表題作2作品を復刻。
「名刀流転」刀の技術向上を目指すようにと理不尽な仕組みを作られ、その中で翻弄させられる若き刀匠が主人公。
「落城の譜」極秘の譜を見つけてしまった法螺吹き?の主人公は、吹いてはいけないと思いつつ吹いてしまい追われるはめになり、追手との葛藤。
2作とも一途さが生き様が切ないです。骨太で題材も今読んでもの新鮮、面白い。
他の〈士魂物語〉も読みたいけれど、正直凄惨なものはちょっと・・・。