manga
◆『面白いお話 3年生』(金の星社1935/昭和10年)50銭
◎内容的には、昔話・童話的的な小品が11作ほど、著者は〈金の星社編集部〉になっていますので、オリジナルなものなんでしょうか・・・。
「静枝さんとつばめ」という作品は、つばめが仲介をしてアメリカの少女とコミュニケーションするという・・・大人は排日状態にあっても、子どもたちは仲良くしようねという話。
◎それよりも、自社広告の発行本に興味津々。戦前のお名前を知らない漫画家も・・・。
寺田修康、阪本牙城(この方は「タンク・タンクロー」ですね)、平賀晟豪、安孫子つねじ さんらの傑作漫画。函入りで、当時は田河水泡の「のらくろ」的な装幀がマンガ本の高級な方の定番?・・・作品は描き下ろしだったのか収録モノだったのかとか、などいろいろ想像するだけですが。
◎当時の発行部数はどれくらいなんだろうとよく思うけれど、この本には、初版3000部、再販1000部、3版1000部と載せていました。発行部数は本によって違うだろうし、何度再版されたかとかあるでしょうけれど・・・案外部数少なく一般に手に入れにくかったのかな・・・。