sanpei
◆『忍者人別帖(壱) 』白土三平(小学館文庫)
読んでいなかった白土作品。白土さんの作品は基本忍者ものということで親しんできたのですが、その後の作品の原点のような作品集で興味深くかつ面白く読みました。「忍者武芸帳」以外どれを読んでいたか・・・貸本時代の作品を並べて読んでみたい。取り敢えず弐巻目かな。
◎白土三平の作品に現代ものは少ないと思いますが、登場人物三平くん(自画像とは思えないけれど)がかってのふるさに降り立ち旧友に土地の話を聞くエピソードが(絵的に)珍しいような。今は廃線の真田傍陽線(支線)傍陽-横尾-本原と駅名もリアル。(「伝火矢才蔵」1960)
◎収録の「竜震ー真田軍記ヨリー」(1960)は、井上靖の作品からでしょうか・・・海野能登守昌景の父親像というかキャラいいですね。歴史はうといのですが(有名な話なのかな)、実在の人物でしょうから他のものでも読んでみたい気がしました(ドラマ「真田丸」とか登場したのかな・・・)。