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上田トシコ先生 追悼展
〜9月7日まで(※月曜日休館)
杉並アニメーションミュージアムにて
http://www.sam.or.jp/event.php
(イベント情報を下の方にスクロール)

◆ネットをのぞいていたら、偶然、この展示会がひっかかって、行ってみることにしました。今年の3月、90歳で亡くなられた上田トシコさんについてまったくといっていいほど情報を知らないのですが、「フイチンさん」やら「お初っちゃん」は昔読んでいて作品や絵は知っている。会場の杉並アニメーションミュージアムは初めて行きましたがなれていないので、「フイチンさん」(2003)のアニメ上映には間に合いませんでした。だいたいアニメが作られていることさえ知らなかった。展示は年表とか50名程の方が描いた上田さんへのメッセージ色紙が並んでいました。印刷された作品や本の展示、興味深い上田トシコさんの89歳の誕生日を祝う会のプライベートビデオが流されていました。後は「フイチンさん」のアニメにからんだ設定ものとか、上映会の時に作られたであろう、「アニメbook」とか「フイチンさん」の抜粋マンガ本とか、アニメ「フイチンさん」のDVDとか売られていました。油絵だったか、20代前半の頃の自画像もありまして(うまい!)印象に残りました。アニメミュージアムということで、マンガの原画展示はひかえていたようで個人的にはちょっと残念かなと思いましたが・・・。
この日「上田トシコ先生の思いで」と題したトークショーがあって、運良くキャンセル待ちで、聞くことが出来ました。ちばてつやさん、わたなべまさこさん、田村セツコさん、司会の鈴木伸一さん(このミュージアムの館長)というメンバー。背が高くモダンで、日本人離れした、大陸育ちのリンとした性格、ものいいに厳しい方、女性(漫画家)の地位向上につとめていた先駆的でリーダー的な立場にいた方のようです。御本人にすごく魅力的な印象を受け興味が深まるばかりでした。90歳までマンガを描いていて生涯漫画家と言われてるようですが、頑張らねばよ思わされてしまいます。
このトークショーに客席にいた、当時マンガ「フイチンさん」の担当してた方とか、水野英子さん、竹宮恵子さん、バロン吉元さんなど沢山の方の上田さんにまつわるお話も聞けました。
帰りに見られなかったアニメ「フイチンさん」のDVDを買って先ほど見終わった所です。あにまる屋という制作会社が作った自主映画で本業の合間にこつこつと1年半かけて作られたそうです。、子ども向けに作られた作品ですが面白く見ることが出来ました。

あと、1週間ほど開催してるのでお近くのかたは、のぞいてみるとよろしいかと。「フイチンさん」のアニメ上映も期間中にまだあると思いますし・・・。
他にこのミュージアムでは、横山隆一手塚治虫二人展というのも開催してて、数点ですが鉄腕アトムのアニメの下絵?石ノ森さんや藤子さんなど展示もあって興味深かったです。

上田さんの師匠にあたる松本かつぢさんのギャラリーが二子玉川の方にあるとかでちょっと行ってみたい気になりました。
カテゴリー:既刊本 ( 楽書帖 )
投稿者: rakugaki
カテゴリー:るてんの日々
投稿者: ruten
hatumi
遅ればせながらも報告です。
最終日(7月27日[日])に展示のある群馬県渋川まで行ってきました。
前に上野から、高崎線コースを書きましたが、別のルートがあると駅員さんに言われ、それを利用。中野から新宿、新宿から湘南新宿ラインで高崎線に乗り入れ籠原から高崎へ。高崎から上越線(乗り入れ?の吾妻線でしたが)で渋川駅まで、各駅止まりだったので2時間半くらいかかりました。乗客も少なくのんびりしたものでした。この日の前日、前々日と「渋川へそ祭り」(日本の中心ということらしい)があったと知り見られずちょっと残念。
会場の渋川美術館は桑原巨守彫刻美術館と併設?されています。
桑原巨守と言う方の常設展(主にブロンズ)が1階で開催されていてついでに見てきました。良かった。
千明さんの展示は2階の市民ギャラリーでフロアーの半分を使っての展示(小さなギャラリー2つ分くらいの広さでフロアの半分は「渋川へそ祭り25年の歩み」を展示)。
2区画で壁面のまんが原稿はパネルに2pと4pの構成で1列に展示。パネル45点程。
展示作品は「雪の夜の物語」(1970)※デビュー作、「いちじくの恋」(1976)、「お二階は診察室」(1979)、「くわの実」(1980)合わせて150p程の原画展示。
どういった基準で選ばれていたのかは解りませんが、2色彩色ものが含まれている作品もありそれが選んだ理由かも。ただ、2色彩色ものにはトレペがかけてあり直接に原画が見られなかったのは残念でした。これはトレペに写植ネームが貼ってあり、お話を読んでもらうための理由だと思いました。薄めの単行本くらいのページ量なのでじっくり読めば随分楽しめる展示会だったと思います。
まんが原稿とは別に以前地元の書店で原画展をされたことがあったそうで、その時のカラーイラストが数点ほど。
他に掲載誌と単行本(人物伝もの)など展示されておりました。ぬりえのぺーパーや千明さん紹介ペーパー(作品リスト付き)など置かれてました。
シンプルな展示でしたが、規模的に満足出来る展示だったと思います。
これまで出されてる3册?あるオリジナル作品の新書判作品集は絶版になっているということで復刻(復刊)が待たれることですが、出来るなら、新書判でなく大判で新たに、未単行本含めてどこかで出版していただきたいものです。
展示会については都心の方でも開催していただきたいとわがままながら思いました。千明さんはとにかく絵の上手い方なので原画を見る価値大であります。

夕方、嵐に見舞われながらスリリングに無事帰宅しました。
 
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