yamakawa
◆『絵物語 十三妹(シーサンメイ)』山川惣治(角川書店1985)
※A5判(2巻までで掲載誌休刊で未完らしい)
中国の「児女英雄伝」という作品の有名なキャラクター(シーサンメイ)が主人公。元の話をアレンジした作品のようですが、宇宙船とか出てくるのはオリジナルでしょうし、そんな出生の秘密も魅力として加わっている。
山川惣治(1908/2/28~1992/12/17)が「月刊小説王」(角川書店文庫サイズ)に1983~1984まで連載された作品で、執筆時は75歳頃の作品ということでしょうか。
絵物語と言っても、最盛期のころ、絵+文章が半々の作品に比べて随分マンガっぽい表現になっているのは時代にあわせてのことでしょうか。バランス的にグラフィックノベルとか、バンド・デシネとかの雰囲気も感じさないこともない。
原稿サイズがどれくらいのものなのか、拡大されたページもあるようで、ページ的にバランスの悪いところもあるけれど、あまり気にせず読めた。
2冊めも読みたい気にさせる展開。どこかで見つけたい・・・でも未完なんだな〜。

※アクション中、盗賊がズボンをつかみ、ズボンが下がってお尻が見えるシーン。これはサーピスなんでしょうか。ユーモアなんでしょうか。なんかおかしい。山川さんは少年少女の絵が色っぽいのだが。