るてんの日々--楽書館主宰水野流転の日記

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desu
◆「もののけ草紙」参。高橋葉介(ぶんか社2010)
夢幻くんが出てくると空気が変わりますね。さすが大物役者。掲載誌『ホラーM』がデジタル配信へ移行。9月下旬に始動ということですが、さて。
◆「昭和漫画大全別巻-昭和少女漫画作品選集-」《第三集》千明初美・もとやま礼子・二宮青・松本るい(アップルBOXクリエート2010)
復刻本です。裏表紙には2009/冬になってますけど、出版が遅れたんですね。出版事情はあるんでしょうが、この4名で3冊出てるわけで、ここまで同じメンバーで並ぶと個人作品集にしたほうが良いのではとちょっと思った。
◆「ハッピーエンドで始めよう」#1本山理咲(芳文社2010)
デビュー20年目の初単行本,《天国に行く前に7日間だけ自由な時間をもらえたら(帯より)》猫になってこれまでのこと振り返ったり・・・のエピソード集。猫になって人間をみるというのはかわいくていいですね。でも結構大人なお話だと思いました。
fusako「花に染む」1巻 くらもちふさこ(集英社2010)
「コーラス」10月号(集英社2010)
くらもちさんのマンガ表現のすごさはもう語る必要もないと思うので、ここは本になった印刷サイズについて。
最近は、雑誌でマンガを読むことが少なくなって単行本で最初に作品に出逢すことが多いのですが、マンガは掲載雑誌サイズで読むべきだろうと思っている。単に老眼が入って小さい文字が読めないというのもあるけど(笑)。微妙な比較だけれど映画館とテレビ画面の迫力の差のような・・・。もちろんマンガ家さんの表現の仕方によるのですが(くらもちさんも縮小されることを意識してる書き方のように思われるし)描き手の意識と印刷物のギャップは少ないほうがいいだろう。最近の単行本の流れが、文庫版に収束していく感じがある。くらもちさんの「天然コケッコー」なんで文庫でしか読めない状態だと思う。出版事情があるだろうしお話を読むだけなら手軽に読めるだろうし読まれてナンボそれはそれでひとつの形だとは思うのだが。
で「花に染む」は「駅から5分」の花染町のお話とクロスオーバーした?弓道を通しての恋(取り敢えず出会い)の話。ちょっとミステリアス,切なさそう、主人公の女の子も個性的な顔つきでいいなあ。

samurai小学館2010
今、既刊を通して読み返えしたわけではないので、お話的に確たることは言えないのですが、ここまでずっと読み続けられました。とにかく絵に隙がなくしかしゆとりもありで、迫力で繊細。飽きることなく読み終えました。出色の出来だと思います。読み返すのが楽しみです。
この先、松本さんは何処へ行くんだろう。
原作の小説版も小学館文庫で出るそうで絵で入り込んでいる僕としては、さて・・・と思いながらも読んでみようかと。
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投稿者: ruten
igarashi「SARU(上巻)」(小学館2010)
巨大な猿が出てくるお話のようで、おっ怪獣マンガ(笑)。そういうつもりで読んでる訳じゃないけど期待以上の下巻(6月末発行予定)になることを・・・と、楽しみにしてます。
五十嵐さんは「はなしっぱなし」から読んでますけど、自然・空気感・異形風味とすばらしいですね。それだけで買ってしまう。
伊坂幸太郎さんとの競作企画ということで「SOSの猿」という小説が中央公論新社から出ているのですね。この競作というのがどのようなものか今一つわからないので読んでみなくては。伊坂さんは最近では当たり外れのない読後満足度の高い作家さんなので安心して買えます。
syo「アフタヌーン」(講談社)2010年4月付録『四季賞』
タヤマさんの作品は表紙の方ではなく下段の真ん中の絵の方なんですけど小さくて解りませんね。
四季賞2009《冬》で【かわぐちかいじ特別賞】を受賞した作品です。好みでしたので紹介。オーソドックスな解りやすいコマ割りに、無駄のない画面処理、すばらしい。上手い絵を描く人は多いんですが、好みとなるとそれほどいるわけじゃないので。タイムがとれず裸で100m走しようと思ったスポーツ少女とそれにちょっと感化された虫指向の観察系少年の健全話?
次回作におおいに期待してしまいます。

makura
もう作品など描かないかと思っていた高野さん。絵本はいつかやるだろうと思っていました。
「しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん」(月刊予約絵本「こどものとも年少版」福音館書店2010)
「こどものとも」は年令に合わせて(10カ月から2才、2から4才、4・5才、5・6才)4册も月刊で出されてるんですね。この本は2才から4才向け。
予約絵本ということですが、大きい書店には置いてあると思います。
昔の子供が寝る前のおまじないを発想に寝るときの心配ごとを癒してくれる内容?
子供がどう読むか、親がどう聞かせるかわかりませんけど、良いです。
mugen
最近の葉介氏は油が乗ってるというか、研ぎ澄まされてきてるように見えます。
◆「もののけ草紙・弐」(ぶんか社2009・9)「ホラーM」にて連載中。手の目姉御と小兎ちゃんの新キャラ二人旅(放浪?)、いろんな怪奇に出会い解決していきます。「夢幻紳士」の女性版という趣もないこともないような。ユーモアありのライト感覚。
◆「夢幻紳士・回帰篇」(早川書房2009・10)こちらは「ミステリマガジン」連載だったということもあり、「もののけ草紙」に比べシリアスでアダルトな「夢幻紳士」もの。今回の巻は昔の自作を自身がリメイクしたというもの。比較してみたいものです。早川書房の「夢幻紳士」は「幻想篇」「逢魔篇」「迷宮篇」とでていますが、どれもぞくぞくするほどにすばらしいです。怖いの大丈夫な方はおためしあれ。
works
先日、30年振り?にくらもちさんの「おしゃべり階段」(初版1979年8月30日)を読みまして(続いて「いつもポケットにショパン」も読みました)すっかりくらもちさんにはまってしまっている。もちろん、最新のもの以外はほぼ読んでいたんですけど(「天然コケッコー」が長編で挫折してた〜笑)、話の方忘れちゃってるもんですね。読み返して面白さに驚いたくらいです。
「月のパルス」「駅から5分」(連載中)を読みまして、マンガ表現のうまさに改めてほれぼれしてしまいました。
というわけで、遅ればせ「くらもちふさこWORKS」集英社(2009)を購入。これはくらもちファンならずとも表現者にはおすすめの一冊だと思いました。
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投稿者: ruten
more
「コーヒーもう一杯」山川直人著(エンターブレイン・ビームコミックス)の5冊目(最終巻)が出ました。画像は帯をとってみました。幅広な帯に絵が描かれている装丁なんですが、あまり並べて見ることもないでしょうから、あえて(笑)。表紙が2色のせいか扉にカラーイラストが1枚入ってます。
タイトルの「コーヒーもう一杯」はボブ・デュランの曲からとったということで、捜してみました(ボブ・デュランとコーヒーってなんかつながらなかったの気になって。あいにくライブ版しかなかったのですが、「One More Cup Of Coffee」ですね。輸入版なので歌詞がわからないのでネットで調べたら、なるほど旅立ちのうたっぽいもので、山川さんの想いがこもってるように思いました。
コーヒーといえば喫茶店。僕はコーヒーの味などそれほどわかるわけもないので、おいしい喫茶店に行こうなんてあまり思わないんだけど、明るいカフェというよりは暗めの喫茶店という感じで雰囲気で店を選んだりしてましたが、最近は味のある落ち着くお店が少ないように思い待ちあわせ以外あまり行かなくなりました。
永島慎二さんの「若者たち」が「ぽえむ」という喫茶店周辺が舞台だったような気がしますが、山川さんの作品は内容的に永島さん的な位置にいるのかなと思ったりした。
帯には“漫画界の吟遊詩人”だそうで、風貌からして別にもんくはないんですけど、カッコ良すぎるよなあ。漫画界のスナフキンじゃだめですか(笑)。
かっこいい男の子は出てきません。女の子はかわいいです。そしてタイトルは変われどきっとコーヒーねたのマンガを描いていくんだろうなあと思いながら5年間(でしたっけ)コツコツとお疲れさま。
(同時に同社より「シアワセ行進曲」も発売されました)
anime
子供の頃見てずっとイメージが残っている作品がありそれを最近見ることが出来た。
「火星とその彼方」はテレビの「ディズニーランド」(未来の国)でアンソロジーとして3巻6話のビデオボックス?のなかに入っているのを発見して、火星に向かうロケット(キノコ型?)とか火星の表面にうごめく生物とか、イメージ膨らませてました。
「前世紀探検」は少年達が川を下って行くと、時代が遡って(新生代〜古生代というように)タイトルも知りませんでしたが恐竜やら三葉虫やらわくわくしたのを覚えています。NHKのテレビ放送で見たと思うんですが、それらしいDVDジャケットを見つけて購入。
なんせ、40年(以上)ぶりに見たわけで、同じような感動はないんですが、それなりに楽しめました。
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